もりのにわ自家製酵母のパンとnaturalsweets

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ワイエス

アンドリュー・ワイエス-創造への道程(みち)」展を観てきました。

美術の教科書にあった、「クリスティーナの世界」
昔からどこか気になる絵でした。

どうして後ろ向きで草原に座ってるのだろう・・・・?
と思っていたクリスティーナの絵。
実は彼女は生まれつき手足が不自由だったらしい。
「座ってる」と思っていた絵は、彼女が草原から家に「這って帰る」ところだったらしい。。

そうだったんだ・・・

気になる画家ではあったけど、知識はほとんどなかったので、
今回の展覧会でワイエスのことをいろいろ発見。

家に帰って、安野光雅さんの「旅の絵本」のアメリカ編を久しぶりに開く。(上の絵)
そういえば、ここにもワイエスの描く毛皮の帽子をかぶった少年がいたはず。
(右上の体操すわりの子)
枯れた草原にすわる少年の絵。
今まで気がつかなかったけど、隣に描かれてる家は、
ワイエスの暮らした「粉挽き小屋」だ!!
安野さん、そうだったんですね。。。
ようやく気がつきました。

以下、覚書散文ですので興味のある方だけ開いてください。


ワイエスは22歳で別荘近くに住むクリスティーナに出会う。
30年間彼女を描き続けたらしい。
また自宅近くに住んでいたドイツ人のヘルガという女性をモデルにして妻にも内緒に、
15年間描き続ける。
ヌードの連作なども含む240点の作品は、発表されずにアトリエに保管されていたそう。
根性すわっててよろしい?

ペンシルベニアの古い家(粉挽き小屋)とメイン州の農村の別荘を行き来して、
その近くの風景と近所の人(クリスティーナ、ヘルガなど)を描くというスタイル。
田舎を好み、平凡なものを観察し続ける。
手っ取り早く近くのものを描いたのではなく、
近くのものを毎日眺めて、
でも飽きることなく、描きたい。
そう思ったのだろうな・・・きっと。。

彼の描くものの視点が独特だと思った。
義手の黒人、手足の障害のあるクリスティーナ、
りんごの木の下でライトの光にびっくりするシカ、
粉挽き小屋とその前の有刺鉄線。

この展覧会、「創造への道程」とあるように、
完成作品に至るまでのスケッチや軽い水彩画が習作としてたくさん展示されていた。
物の出来上がる過程が好きなので、これはとても面白かった。
習作のときから、写真以上にものすご~く正確にスケッチされていて驚く。
「火打石」と呼ばれる海岸にある大きな岩。
習作では岩の上にかもめがとまっているけど、
最終的な完成作品ではかもめは居なくて、白いかもめの糞が岩に描かれていた。
なるほど・・・の作品。
でも最終的なテンペラが少ないのが残念。
個人蔵の作品が多く、展示出来なかったのでしょうが、本物の完成作品をじっくり観たいものだ。

一番好きだった絵は、「三日月」
使い古された籠、つらら、細い三日月、もみの木、雪野原。。。
静かな澄んだ好きな空気感の絵。

魚とかヤギとかを空に描いてしまうシャガールとか、
人なんだか、ただの線なんだか?自由すぎなミロとか・・・
描きたいもの、描き方は人それぞれなんだ。。。
どっちが楽しい人生か・・・とか、そんなことは本人しかわからないけど。

彼の絵を見て、職人だと思った、アーティストというよりも。これは同行者の感想。
精密な絵をみて、わたしも同感だった。

ほとんど知識のなかったワイエスに興味がでた。
91年生きた(先月亡くなられたばかり)ワイエスの、絵ももちろんもっと見たい。
何を考えていたのか、彼の言葉も知りたいと思った。

名古屋滞在時間は2時間半の強行軍だったけど、行ってよかった!
迷ったときは行こう。。。


こんばんは。

>一番好きだった絵は、「三日月」

去年のおわり、その「三日月」の
ポストカードを展覧会へ行った友人から
いただきました。
渋谷でやっていたのに、迷ったのに
行かなかったのです‥

>迷ったときは行こう。。。

そうですね、ほんとにそうですとも。
ruca [] EDIT 
本棚のワイエスの画集、手に取ったところです。
それこそ、20年くらいは前の展示会で
「ヘルガ展」のものなんだけど、
野外の作品も屋内の作品も、その光の感じにとても魅かれます。
多分、noixさんちの家の辺もこんなじゃない??

ところでワイエスとヘルガの間に恋愛があったのかというとそうでもない気がする。
愛のようなもの、恋に似たものはあったのだと思うのだけど、
それはたぶん描かない人には理解されないもので、
だからこそ、誤解されたくなくて発表しなかったのかもと思います。

で、年取ったら(あ、充分とってる??)
三つ編みのヘルガみたいになりたいわ~
 mizo [] EDIT 
私も詳しくないですが大好きです。
一度展覧会見てみたいなあ・・・。

noix*さんのおかげで、どんな方かわかりました。
ワイエスさんに一歩親しくなれた?感じです。
しゃお [] EDIT 
三日月の絵葉書、わたしも買ってきました。。
うれしいです、rucaさんのお手元にもあるのですね。
かごが描いてあるからかもしれませんが、
バーバラクーにーの「満月の夜」に通じる空気を感じてしまいます。
迷ったときは行こう・・・
なのですが、わたしもなかなか行きたいところにいけません。
今回は招待券をいただいていたこともあって、行けました。。
noix [] EDIT 
ヘルガ展に行かれたのですか!?
今回はヘルガに関する絵は、数枚でした。
三つ編みのヘルガはいませんでした。残念。。
もう少しおばさんの、おかっぱの「ページボーイ」という作品だけでした。
二人についてのコメントも何もなく・・・
さらりと展示してありましたよ。

ふむふむ。。
ヘルガ展を観たmizoさんの見解、興味深いですわ。。笑
わたしは、単純に、15年間という長い期間の秘密って、すごいね、ワイエスさん・・・と思いましたが。。

91歳になった(亡くなる数ヶ月前)のインタビュービデオが流れてましたが、おじいちゃんになった彼は、あれ・・?っておもうくらいあっけらかんと、明るく丸い性格になってる印象でした。きっと若かったときは、もっと頑なだった気がします。(ほんとの彼を見てませんし、あくまで予想。。)

家の周りの景色・・・
そうなんですよ。。
ワイエスが好みそうな風景がいっぱい!?
だからどこへも行かずに平凡な周りを描いていた彼の気持ちがわかる気がします。
noix [] EDIT 
大好きなんですね!?
展覧会、名古屋の後は福島に行きますよ!
http://www.art-museum.fks.ed.jp/exhibition/wyeth.html
福島県立美術館で、5月10日までやってます。
ワイエス展を観て、ワイエスのことたくさん発見したしゃおさんと、語ってみたいです。。。
noix [] EDIT 
高校時代、美術準備室には
Andrew Wyethの画集があり
よくみていました

それ以来自分の好きな画家です

丁寧な筆致が武蔵美の油科出身の先生が
いかにも好きそうな…って最初思ったんですが、自分が惹かれていったのは、生っぽい色が無い、空気感みたいなところです

ものの見つめ方に惹かれます
quartz [] EDIT 
お好きですか。。。
色がない、空気感・・・
ほんと、色が少ないですよね。
クリスティーナの服にピンク色を使ったのは、かなりの冒険だったのでしょうね!?
ものの見つめ方。
わたしも面白いと思いました。
やっぱりそのあたりが芸術家の感覚なのでしょうか。。
きれいな部分だけを描かずに有刺鉄線や壊れかけた樋とか、あるもの全部描いてしまうのって、徹底的にリアリズムなのですね。。
何を思って、描いたのか・・・
聴いてみたかったです。
noix [] EDIT 
行ってきました。
やっと。
一月、二月は病気のオンパレードで半ばあきらめてたんですが、夫が昨日午前中空いたので
タイミングよく行けました。

「本物を見るって、良いんだよ」と近所のおじさんにいわれていったので、ワイエスの事をほとんど何も知らずにいきました。

でも、それでも、私の心を動かした彼の作品て、やっぱりすばらしいんだなぁって感じてます。

三日月、良いですよね。
わたし、有刺鉄線の絵も好きでした。
お姉さんの絵も。
そして、茶系の色の中に青なんかのはっきりした色をここというところに使うのも良いなぁって思いました。

自分の心を見つめ直せた良いひとときでした。

奈良美智の特別展も小さくあって、ちょっと嬉しかったなぁ。

ちか [] EDIT 
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- [] EDIT 
行けてよかったです!!

有刺鉄線の絵。。いいですよね~
わたしが買ってきた2枚の絵葉書は、
三日月と有刺鉄線(正確には「粉挽き小屋」というタイトル。。)でした。

一人の画家が、ものすごいエネルギーと時間をかけて描いた絵。
あんなふうに一気に何枚も見せてもらえることは、すごくうれしいことですね。

美術館に出かけること。
子供が生まれてからは機会がなく、時間もなく・・・
自分を見つめなおす。
ほんと、そういう時間を持てること。大事ですね、たまには。。

奈良美智さんありましたね!
わたしは舟越桂さんの彫刻があって、びっくりしました。

美術館前のベンチにたくさんのローズマリーがあって、水色の花をつけていたのもびっくりでした。(水色もあるんですね!?)

また行きます!名古屋!
noix [] EDIT 
コメントありがとうございます!
4月にはきっと新しいパンセット作りますので、またみてくださいね!!
いつもありがとうございます。。
noix [] EDIT 
船越桂さん。初めて聞くお名前です。
知らないというのは、もったいない事ですねぇ。
でも、今知る事ができたから、いっか!

水色の花のローズマリー!それも見てないです~~~。残念。あまりにも寒くて、外を回避したからですねぇ。
今度ぶらぶらしたときに見てみることにします。

私は絵を見ると、すごく疲れるんですけど、
それってきっと、作家さんのエネルギーが絵からびしびし出ているからかもしれないなぁ。



ちか [] EDIT 
船→舟でした・・・ごめんなさい。
常設展の突き当たりのところにいたこの人です。
http://www.menard.co.jp/museum/collection/sculptures_funakoshi.htm
メナード美術館が所有されてるそうですが、改装期間中らしく、愛知県美術館が預かってるそうです。
偶然出会えたわけですね!?
ベストセラーの本の表紙カバーに彫刻が使われてたりするので、
きっとどこかでみてるはず・・・です。舟越さんの作品。

わたしも絵を見てるうちに、かすかに頭痛がして・・・
そして常設展にあった、真っ黒の巨大な絵の前で、激しい頭痛に!!
きっとあの真っ黒の絵は、重くて暗い想いがこもってるのでは・・・と思いました。
あまりにも苦しくて、タイトルや作者さんの情報も見れませんでしたが、きっと何かいわくがありそうです・・・黒い巨大な絵!
noix [] EDIT 




    
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